見つけた!の話
vol.5 見つけた!の話
生地屋さんに聞きました。
すごく薄くて『耳』つき、そして井原産地で織られたデニムはありますか?と。
この3つはどうしてもこだわりたかったのです。
ところで「耳」ってなんのこと?ですよね。
力織機という旧式の織り機でゆっくりと織られた生地にはセルビッチや耳と呼ばれる生地端のラインが入ります。言い換えるなら「力織機で織りました!」という目印です。
↑デニム好きな方は”耳”にしたことがあるかもしれません笑
旧式の織機で織られた生地は、手織りのような立体感のある表情になるのです!
これは特に洗いを重ねて行くと違いがよく分かります。
洗って何度も着て頂きたいからこそ、今回のデニムはセルビッチの生地にこだわりたかったのです。
生地屋さんからいくつも資料を取り寄せ、何度も洗いの試験をして、やっと目星の生地を見つける事ができました。
「井原産6ozのセルビッチデニム」です。
風合いも軽さもこれならNSDにピッタリ!
(N夏の S涼しい Dデニム 急に略してすみません)
※ 写真は井原工場の近くで開催していた『 カカシコンテスト2023 』
私も投票させて頂きました!
文:企画スタッフ S