NSDに名前をつけた話
vol.7 NSDに名前をつけた話
さてさて時間が空いてしまいましたが、
前回はNSDの生地が生まれるまでの過程を追い、改めて6ozセルビッチデニムの良さを体感してきました。
井原工場のAさんとも打ち合わせを進め、東京に帰ってからはパタンナーのチームと形・シルエットの打ち合わせを重ね、やっとやっとNSDが形になってきました。
写真はトワルチェックと呼ばれる工程。
デザインを元に作成したパターンを、シーチングという仮の生地で組み立て、イメージと照らし合わせていく作業のことです。
やはり3Dになると、より一層実物が想像できてワクワクしますね!
皆様にお届けする姿が徐々に見えてきました。
あれ、、、、、ところで、『このパンツの名前どうしよう』
” N夏の S涼しい Dデニム “と勝手に呼んでいたけれど、そろそろこの子にも名前を付けてあげないと、、、、、
私は、洋服に付ける名前で、その服の性格が変わる気がしています。
このままでは画竜点睛を欠いた服になってしまう。
夏に活躍するパンツ、、、、、、
夏に履きたいパンツ、、、、、、
夏の太陽の下、大股で颯爽と歩きたいパンツ、、、、、
夏のお出かけ先で、元気になれるようなパンツ、、、、、
といった一人連想ゲームを繰り広げ、ついに名前を決定しました。
Hi ! PANT (ハイ!パンツ)
夏のお出かけやレジャーでは、いつもよりちょっぴり大胆になる感覚ありませんか?
私はその現象を「リトル欧米化」と勝手に呼んでいます。
Halloよりも Hi ! (感嘆符大事)と挨拶したくなる感じ。
そんな機微を表現しようと、この名前を付けました。
夏を軽快に楽しんで貰うために、夏のレジャーに履いて行きたくなるように、という思いを籠めて。
このパンツを履いてもらったら、いつもより少し大胆になってしまうかもしれません。
6ozセルビッチデニム Hi!パンツ
7242P-005
文:企画スタッフ S