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N/L 2023 Autumn&Winter “a little far” FEATURE vol.2

FEATURE vol.2

People:Boulangerie Yamashita

 

 

 

あの街まで、パンを買いに行こう。

 

今回のシーズンルックのテーマは “a little far”。いつもより時間をかけて、気になる場所へ行ってみよう。会いたい人に、会いに行こう。ということで向かった先は、神奈川県二宮町。

繁華街や商業施設がないかわりに、海や山といった自然が身近にある、のんびりとした雰囲気の街です。

 

最初の目的地は、ベーカリー〈ブーランジェリー ヤマシタ〉。閑静な住宅街の一角に、木々に囲まれたブルーの扉を見つけると、それだけでなんだかうれしくなります。地元の人はもちろん、県外からもたくさんの人がお店を目がけてやってくるのは、ここにしかない魅力があるから。そして、その理由は人によって違います。それぞれの人にとっての魅力があり、惹かれる理由があるからなのです。

 

パン屋という形態でありながら特徴的なのは、演奏会や個展などのイベントが不定期に開かれ、ミュージシャンやアーティスト、ものづくりの作家たちが集まってくる場所でもあるということです。表現のかたちは違っても、変わらないのはつくる喜びとその熱量、その純度。パンというものと、パン屋という場を通じて交わされるコミュニケーションは、とても豊か。訪れる人はどんどんそうやって、良い意味で巻き込まれていくのです。

 

お店の隣に併設された「食堂」と呼ばれるカフェでは、めいめいに好きなパンをほおばり、コーヒーを味わい、会話を楽しむといったように、思い思いに過ごす様子がうかがえます。

 

ここではおいしいパンを手渡されると同時に、それだけではない何かも一緒に受け取っているような気がしてなりません。この感覚は、食べた人ならきっと、わかるはずです。

ブーランジェリー ヤマシタのパンは、心が満たされ、自分に還っていく場所。初めて訪れた人にも、ちょっとお疲れ気味の人にも、ほっとくつろげる居場所を作ってくれるような、そんな懐の深さがあります。あの街に行けば、あのパン屋がある。そう思えるだけで、日常のなかに楽しさというものは、生まれていくのではないでしょうか。

 

 

今回のシーズンルック撮影の舞台となった〈Boulangerie Yamashita〉のお二人。撮影中は細やかな気配りをありがとうございました。朝の光、焼き立てのパンの香り、清々しい鳥の声。二宮の気持ちの良い風が、写真の中にも流れています。

 

山下雄作さん(右)_さわやかなライトブルーの「オックス ファーマープルオーバーシャツ」は、厚みがあるのに通気性がよく柔らかい素材が特徴。いつものエプロンとパンツ、スニーカーともよく馴染んでいます。

山下房江さん(左)_ダブルボタンが効いたパン屋さんの働く服。その名も「ベーカーシャツ」。こちらは秋にぴったりな「オータムタイプライター」という素材です。お二人ともシャツがとてもお似合い。 

 

 

7231T-204  オックス ファーマープルオーバーシャツ ¥13200(税込み)

 

7234T-008  オータムタイプライター ベーカーシャツ ¥13200(税込み)

 

 

 

 

 

 

Shop Data

ブーランジェリー ヤマシタ

神奈川県中郡二宮町二宮1330

営業時間 10:00-17:30(Cafeは17:00まで)

定休日 木・金

https://www.boulangerieyamashita.com/

Instagram:@boulangerieyamashita

 

 

 

 

Photo_Shinnosuke Yoshimori

Text_Haruka Inoue