MALK
HOME > MALKPAGE > アイテムのこと > CLIP.TABのこだわりと遊びごころ

CLIP.TABのこだわりと遊びごころ

 

 

 

CLIP.TABファンの皆さまお待たせしました。

今年の春夏も遊びごころを感じる魅力的なアイテムがCLIP.TABから入荷しました。

 

デザイナー曰く“ワークウェアをより濃いめに味付け”した個性溢れるデザインはユニークでありながら、身につけると不思議としっくり身体に馴染む洋服。

その根底にある、動きやすさ(作業のしやすさ)の部分がしっかりと実感出来る作りになっています。

 

 

そんな私も毎シーズンどんな洋服に出会えるのか楽しみにしている一人。

 今年の春夏もまたCLIP.TABのキラリと光る感性をキャッチしましたので、デザイナーに洋服のこだわりポイントを伺ってみました。

 

 

インディゴシャンブレーのシノワシャツとプルオーバーついてデザイナーAに聞きました。

では、どうぞ!

 

 

 

 

 

ー ユーズド感の味わいと柔らかさ ー

 

生地の雰囲気が特徴的なシャツ」

●インディゴシャンブレー シノワシャツ

 

 

 

 

■ 生地について

 

「生地はインディゴ染めした中白の糸を使用して織っています。糸の中心部分までインディゴが染まっていないので製品加工をすると表面が削れ、白っぽくアタリが出ます。
生地の重なりでより厚みが出ている部分は生地同士の擦れが強くなりアタリがよく見られますね。デザインの特徴としてアタリを活かすために効果的にステッチを入れ、生地に色合いのコントラストを出し雰囲気がある仕上がりにしました。

 

生地そのものも、洗いをかけてより良い風合いが出てくるものを選んでいます。
着ていくたびに肌馴染みの良さが出てきます。」

 

 

※アタリとは?・・・生地が擦れてその生地の形が表に現れること。デザインとしてユーズド感を出すために技術的に取り入れられています。

CLIP.TABのシノワシャツはインディゴ染めした中白の糸を使っているので、特有な「アタリ」が見られます。




 

 

 

■ デザインについて

 

「フレンチチャイナワークジャケットからデザインソースを得ています。1950~60年頃中国からフランスへ移民労働者のために作られたワークウェアでユーロワークらしいポケット位置と組紐で作られたチャイナボタンが相まった上品な雰囲気が特徴的なジャケットです。」


 

※こちらのモデル着用カラーは “ 参考商品 ” となりますので、予めご了承下さいませ。

 

 

 

 

 

■ コーディネートについて

 

「着丈は動きやすい丈で長すぎす、スカートや太めのパンツにも合わせやすいです。
Tシャツの上にバサっと羽織るにもちょうどいい薄手のジャケットなので日除け、クーラー除けにも重宝しそうです」

 

 

 

 

CLIP.TAB

インディゴシャンブレー シノワシャツ

3251T-003

 
 
 
 
 

普段着としてのスモックプルオーバー」

 

●インディゴシャンブレー スモックプルオーバー



 

 

■ デザインについて

 

「絵描きさんが着るようなスモックを元にデザインしました。

シャツの上からかも羽織ることができるよう、オーバーサイズで動きやすさを意識して作っています。

作業用としてのスモックは下に来ている服のポケットに手が届くように手が入れられる穴が空いていますが、それをCLIP.TABでは縦位置のポケットにしました。

機能性を持たせ、ポケット口の白塗りのボタンもポイントです。」




 

 

 

「襟のボタンの位置は上のボタンを外すと開きやすく被りやすいように、かつ閉めると少しキチッと見える印象です。」

 

 

 

「ヴィンテージのスモックシャツでは袖口にカフスが付いているものが多いのですがこちらはゴムを通し、すぐにグッと腕をまくれるようにしています。袖口のフリル部分もポイントです。」

 

 

 

 

■ コーディネートについて

「重ね着をして中のインナーが見えるようにボタンを開けて抜いた感じに着ても可愛いですね。」

 
 
 
 
 
 
CLIP.TAB

インディゴシャンブレー スモックプルオーバー

3251T-004
 

 

 

 

一見デニムのような風合いとヴィンテージ感は、生地に使う糸そのものとステッチなどの縫製方法などがポイント。

定番デザインの魅力と、現代の普段着としての工夫などが絶妙なバランスで取り入れられ、細部にこだわったものづくりは末長く付き合える洋服です。

 

 

 

 

 

ー こだわりのデニム生地のアイテム ー

 

デニム生地のアイテムにも力を入れている CLIP.TAB

生地と加工にこだわったデザインでCLIP.TABの魅力が一層引き立つ洋服に。

シノワシャツにもあるように「アタリ」と呼ばれるユーズド加工を活かすために縫製にもこだわりがあります。

どんなこだわりがあるのかデニム×バックサテン ワイドジャケットについてデザイナーYに聞いてみました。

 

 

 

【生地の切り替えが粋なジャケット】

●デニム×バックサテン ワイドジャケット

 

「ワイドジャケットという名前ですがすごく身幅が広いというよりは丈が短めなので、よりワイドに見えるようになっています。

袖の長さが見頃より長いのも珍しいかもしれません。振り切った丈だと思います。

着丈の短さで下半身を長くスッキリ見せる効果もありますが

後ろの着丈が前よりも長いことで、安心感もありますね。」

 

 

 

「切り替えの生地はバックサテンですが、この生地も加工しているのでユーズド感が出ています。前から見ると分かりにくいですが、袖下部分にもバックサテンの切り替えが入っているので後ろ姿や、手を曲げた時にサテンが見えるのもポイントの一つです。」

 

 

 

「ジャケットですが気軽に羽織れるように、あえてノーカラーにしています。襟の部分をデニム生地で包んで縫製しているので、縫い代が厚くなっています。そこに仕上げ加工をする

ことでアタリが強く出て、より立体感のある仕様になっています。」

 

 

「短い丈ですが大きなポケットというのも、正面から見た時にユニークさを感じてもらえるポイントだと思います。切り替えのデザインが個性的ではありますが、大きいポケットがあることで緩和されて着やすいものになっています。」

 

 

 

「おすすめコーディネートはパンツも良いと思いますし、ワンピースやサロペットに合わせてもバランスがいいかなと思います。コンパクトさがコーディネートしやすく、組み合わせがまとまりやすいジャケットです。」

 

 

「デニムは洗う頻度だったり着方によって風合いが変化していくので

CLIP.TABは着る方一人一人がエイジングを楽しめる洋服だと思います。」

 

 

 

CLIP.TAB

デニム×バックサテン ワイドジャケット

3251J-001

 
 

話しを聞いて、ディティールにこだわり、着る人への親しみやすさを感じられるように考えられているのが分かりました。

 

 

デザインにエッジがありながらも普段着として取り入れやすく、こだわりと遊びごころのバランスが心くすぐる洋服。

 

着ていくうちにどんどん愛着が湧いていくCLIP.TABのアイテムを是非この春夏のコーディネートに取り入れてみませんか?

 

 

 

編集・文 スタッフT