#41 春にぴったりなデザートの話。
/マルオと桜餅を食べました!
こんにちは、しおりです。
みなさまお花見はされましたか?
私は近所の川沿いに桜の木が植っているので、散歩がてら見にいきました。
桜のほかにもいろんな花が咲いていて、目に映る景色の鮮やかさにわくわくしました。
桜といえば・・・・・・、
そう、桜餅ですよね!
先日、ひさしぶりにマルオと一緒に食べました。
いつの間にか 桜の葉とおもちを一緒に食べるようになったのですが、マルオは葉っぱが食べられることに驚いていました。笑
なんだか ” 葉っぱを取る派 ” と ” 一緒に食べる派 ” で、ひと論争できそう。
でもまぁ、地域によってそれぞれ、好みも人それぞれですよね。
そういえば、
どうして桜の葉からは、” 桜だな〜 ” と感じるあの独特な甘い香りがするんだろう・・・?
ちょっと気になったので、調べてみました。
/桜の香りの正体とは?
桜の香りの正体は、桜の葉や花びらに含まれる “クマリン” という成分!
桜の木の下を通っても香りがしないのは、成分が細胞内に閉じ込められているからなんだそう。
塩漬けなどをして細胞を壊すと、あの香りが生まれるとのこと。 なるほどね〜。
桜餅の葉には、香りが出やすく葉の柔らかい、大島桜(オオシマザクラ)という種類が主に使用されているんですって。
花の加工品には、花びらにボリュームがあって発色も良い、関山(カンザン)や普賢象(フゲンゾウ)と呼ばれる 八重桜を使用することが多いみたい。
馴染みのある染井吉野(ソメイヨシノ)は、花にボリュームが無くて色が薄いのと、クマリンが出にくいため、食用ではあまり用いられていないようです。
ちなみに、
桜餅には主に、長命寺*(関東風) と 道明寺(関西風) の2種類あるそうです。
上のイラストの左側が、水で解いた小麦粉を薄く焼いた皮で餡を包んだ長命寺*、
右側が、道明寺粉(蒸したもち米を乾燥させたもの)で作った生地に餡を包んだ道明寺です。
*長命寺(チョウメイジ)と呼ばれることもありますが、一般的には “桜餅” を指します。
・・・・・・ふむふむ。
知らないことってほんとにたくさんあるなぁ。
/おわりに
みなさんは、桜餅 召し上がりましたか?
今回、桜餅をきっかけにまた新たなことを知れました。
近くのお店やスーパーで見かけた時は、このお話を思い出してくださるとうれしいです!
それでは、次回もどうぞお楽しみに〜。
次のおはなし。
#42
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