あしもとの幸せ
KINOTTOの靴下をおろした日には、
新しい服に袖を通したときのようにウキウキした気分になるだけでなく、
自分自身が労られていると感じるのは、きっと気のせいではありません。
「いつもお疲れさま、楽しい1日でありますように」
「あしもとを包み込む準備万端で待っていましたよ」
「いつも頑張っているから、今日のあしもとくらいはリラックスして過ごしてね」
そんな声が聞こえてくるような不思議な感覚。
とくに新品に足を入れた途端に感じられる触感はとても独特で、
この靴下にすっかり馴染んだ私たちでさえも、いつもハッとするほど魅力的で優しいのです。
KINOTTOのリバーシブルソックスは、
ふわふわと輪になった糸がタオル生地のように見える側(パイル面)
と
つるりと滑らかに編まれたニット生地の表面が見える側(フラット面)
どちらを表にも裏にも使える靴下です。
それぞれの履き心地の感覚を(これまでに伺った感想をもとに)あえて表現してみるならば、
パイル面を裏側にして履くと(写真左)、もちもちとした触感が強く感じられ
フラット面を裏側にして履くと(写真右)、滑らかな肌触りが強く感じられる
というところでしょうか。
パッと目を引くカラフルな色目もこの靴下の人気の理由ではありますが、
大きな特徴の一つは、締め付けを感じないその履き心地。
糸がみっしり詰まった見た目から、少し窮屈なイメージを持たれた方もご安心ください。
緩やかながらふんわりフィットしてくれるので、圧迫感が苦手な方にもおすすめです。
それからもちろん、リバーシブルであることも大きな特徴。
このアイデアは、試作途中に職人さんとのやりとりから生まれたもので、
一般的な靴下をつくる際にはあまり注目されない細部や使用する糸、
仕上げの工程などにもひと手間かけて、うまく調整してもらうことで可能になりました。
一見なんの変哲もないような顔をしたリバーシブルソックス。
実力の割にちょっと控えめにも感じる佇まいのこのアイテムが、
やさしい風合いや快適な履き心地を保ちながらリバーシブルになる過程には、
密かに熟練の知恵が詰まっているのです。
季節柄、衣類の色目が暗くなりがちなこれからの時期、
コーディネートの差し色や遊び心のワンポイントとして、
あしもとをやさしく彩ってくれるKINOTTOの靴下と幸せな時間をお過ごしくださいね。