#48 “紅葉”のお話。

/秋のお散歩中、気になったことがありました。
こんにちは、しおりです。
いつの間にか木の葉がきれいな色に染まって、すっかり秋らしくなりましたね。
いつものお散歩コースである緑道の桜の木は、葉が赤や黄色に色付いてまた違う一面を見せてくれていました!
ふと、気になったことが。
『紅葉してる木もあれば、していない木もある。』この違いって何だっけ?
昔何かで知って、”そうなんだ”と思ったはずなのに忘れてしまいました。
……というわけで、あらためて調べてみることにしました!
/紅葉は冬に備えるための準備
そもそも紅葉とは、木が冬に備えるための準備段階なんだそう。
葉っぱの緑色というのは、”クロロフィル”という光合成に必要な色素。
季節が進んで日差しが弱くなると、木が「これ以上葉っぱを維持してもメリットが少ないぞ!」と判断して、クロロフィルを分解し、葉に残っていた栄養を枝や幹へもどしていきます。
すると、
今までクロロフィルの緑色に隠れて見えていなかった、黄色やオレンジの色が現れます。さらに、朝晩の冷え込みと日中の日差しによって、赤い色素もつくられていきます。
紅葉って、木が冬を越すために身支度をしている姿でもあったんですね。
/紅葉してる木、してない木。この違いはなんだろう?
葉がきれいに染まる木がある一方で、ずっと濃い緑のままの木もありますよね。
この違いは、” 落葉樹 “ と” 常緑樹 “ という2つのタイプに分かれることからきています。
落葉樹は冬の乾燥や寒さに弱いので、葉っぱを全て落として冬を過ごします。
葉っぱは水分を蒸発させる部分なので、冬に持っていると高リスク。裸の姿でエネルギー消費を極限まで減らします(逆に寒そうですね笑)。
桜やカエデ、イチョウなど、秋に色づく木の多くはこのタイプ。
一方の常緑樹は、葉っぱがとても丈夫でタフ。
厚みがあったり、表面にワックスのような層があったりして、寒さにも乾燥にも負けないつくりになっています。
だから冬でも葉を落とす必要がなく、緑色のまま過ごせるんですね。
ただ、常緑樹の葉も古くなった葉はゆっくりと黄色くなって落ちていき、そのあいだに新しい葉が伸びてくる。
そうやって少しずつ入れ替わっているので、全体としては一年中ずっと緑に見えるそうです。
紅葉する木としない木。
同じように見えて、実は過ごし方のスタイルが全然違うんですね。

/まとめ
” 紅葉 ” について調べてみたら、わたしたちが冬支度をするように、木々もまた静かに冬支度をしている姿がありました。
同じ『 木 』でもそれぞれに違う生き方を選んでいるなんて不思議。人とおんなじですね。
……ところでマルオは、
「ぼくも葉っぱみたいに、冬の準備しないとかな〜。」なんて言っていました。
たぶん、あったかいブランケットのことを考えていたんだと思います。
みなさんも、すてきな秋をお過ごしくださいね。
それでは、次回もどうぞお楽しみに~。
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#49
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